コールセンター 楽な仕事 経験

コールセンターの実情をおしえます。7社のコールセンター経験者が語る

コールセンターの実情をおしえます。7社のコールセンター経験者が語る

 

コールセンターの実情を知りたい。

 

僕は、7社のコールセンターで、オペレータ、リーダーとして働いた経験があります。現在も、コールセンターのオペレータとして働いています。

 

そんな僕が、コールセンターの実情をくわしく解説します。

 

当記事は、これからコールセンターの仕事をしたいと考えている方や、コールセンターの実情について興味がある方に役に立ちます。

 

コールセンターの実情をおしえます。7社のコールセンター経験者が語る

コールセンターの実情をおしえます。7社のコールセンター経験者が語る

僕はこれまで、合計7つのコールセンターで働いた経験があります。

 

それらの経験をふまえて、コールセンターの実情を解説します。

 

コールセンターの実情

  1. 仕事がラク
  2. 人間関係がラク
  3. 最初は大変だけど、1ヶ月もすれば慣れる
  4. 老若男女いろんな人がいる

 

1.仕事がラク

とにかく、いろんな仕事をしてきた僕から言わせると、コールセンターの仕事がいちばんラクです。

 

僕はコールセンター以外の仕事もたくさん経験してきましたが、どれとくらべても、コールセンターがいちばんラクだと言いきれます。

 

2.人間関係がラク

コールセンターの実情として言えるのは、人間関係がラクということです。その理由は以下のとおり。

  • 基本的に、話しかけられたときしか話さなくて良い
  • 気が合う人とだけ話していれば、やっていける
  • 友だちができやすい。彼氏・彼女ができやすい
  • 和気あいあいと、たのしく仕事できる
  • 上司が怖くない

 

僕は人付き合いがあまり得意ではありません。そんな僕でも、コールセンターなら人間関係がとてもラクです。

 

基本的に、話しかけられたときしか話さなくて良い

僕は、自分から話しかけたり、適当な雑談をするのがニガテです。

 

でも、コールセンターなら、誰かに話しかけられたときだけ受け答えしていれば問題ないので、ラクです。

 

そもそも、コールセンターのオペレータは私語はつつしんだほうが良いので、私語をしないほうが「仕事ができる人」として会社から良く思われます。無理に会話をしようとする必要はありません。

 

気が合う人とだけ話していれば、やっていける

コールセンターのオペレータは、わからないことがあったときにリーダー(上司)に質問をしたり、ときどきリーダーから仕事を振られたりします。

 

こちらから誰かに話しかけなくても、会社の人(おもにリーダー)と話す機会があります。

 

こちらから会話をしようとしなくても、誰かが話しかけてくれるので、会社でひとりぼっちになることはないです。

 

話すことがニガテなら、こちらから話しかけなければ良いし、近くに座っている人やリーダー(上司)から話しかけられたときに、聞かれたことに答えていれば良いので、ラクです。

 

友だちができやすい。彼氏・彼女ができやすい

気が合う人とだけ話していれば、自然と仲が良い人がふえます。そのため、コールセンターは、友だちができやすい環境だと思います。

 

ちなみに・・・

男女の仲に発展する機会も多いです。僕は、7社のコールセンター経験がありますが、そのすべてのコールセンターで、20~30代の人たちは、男女混合で飲み会をしたり、遊びに行ったりして、カップルになる人や結婚する人がけっこういました。

 

コールセンターで出会って仲良くなった友だちと、いまだに10年以上の付き合いをしていて、たまに遊びに行ったり、飲みに行ったりもします。

 

和気あいあいと、たのしく仕事できる

職場によりますが、僕が経験した7社のコールセンターのうち、今勤めている会社もふくめた5社のコールセンターは、雰囲気が和気あいあいとしてて、なごやかに、たのしく仕事ができる環境でした。

 

会社というより、学校のサークルみたいなノリで、良い意味でゆるい会社が多い印象です。

 

上司が怖くない

コールセンターは、上司が怖くないところが多いです。

 

ほとんどのコールセンターの上司があまり怖くなかったというのが、僕の正直な印象です。

 

怒られない職場は、とても居心地が良いので、ありがたいなあと思います。

 

コールセンターの上司が怖くない理由

コールセンター歴15年以上の僕が思う、上司が怖くない理由は以下のとおり。

  1. みんな、バイト上がり
  2. 人数が多いから、感情をこめて怒る気にならない
  3. オペレータに休まれると困る

 

1.みんな、バイト上がり

実際のところ、上司(リーダーやSV)は、バイト上がりの人が多いです。

 

アルバイトや派遣社員としてオペレータとしてはたらいていた人が、リーダーやSVに昇格して、いまのその立場にいるというケースがほとんどです。

 

だから、そもそも意識があまり高くない良い意味でゆるい風潮ができあがっており、それゆえに感情的に怒るような人が少ないのだと思います。

 

2.人数が多いから、感情をこめて怒る気にならない

コールセンターは大人数のオペレータをリーダーやSVが管理して成り立っています。

 

そのため、一人ひとりに感情を込める場面が少ないです。ゆえに、怒ろうという気にあまりならないのだと思います。

 

3.オペレータに休まれると困る

コールセンターはオペレータの人員確保が重要です。しかし、人数が多いので責任が軽く感じるからか、オペレータはすぐ休んだり、やめていったりします。

 

オペレータに休まれたり、やめられたりすると運営が成り立たなくなります。

 

そのため、上司(リーダーやSV)はオペレータを「怒らない」、「やさしくなりがち」というのが実情です。

 

怒られなさすぎて、衝撃を受けた

僕は、コールセンターではたらく前、いろんな仕事をしてきましたが、コールセンター以外の職場では、上司から怒られることがたびたびありました。そのたびに、嫌な気分になっていました。

 

でも、コールセンターでは全然上司から怒られないので、最初はものすごく衝撃を受けました。

 

コールセンターでは、怒られることがほんとうに少ないです。

 

3.最初は大変だけど、1ヶ月もすれば慣れる

どこの職場もそうだと思いますが、コールセンターの仕事は、最初は大変です。

 

慣れないことをさせられてストレスがたまるし、覚えることも多くて、頭がパンクしそうになります。

 

でも、安心してください。1ヶ月もすれば慣れます。だから、最初はがまんしてやり抜くべきです。

 

4.老若男女いろんな人がいる

コールセンターは、男女問わず、若い人で18歳、年配の人で60代の人がはたらいています。老若男女、いろんな人がいます。

 

歌手をめざしてバンドをやっている人や、俳優をめざして芝居をやっている人、画家をめざして絵をかいてたまに個展をひらく人などがいました。誰とは言えませんが、いまでは有名な芸能人の人もはたらいていました。

 

>>関連記事:コールセンターのバイトが夢を追う人に向いている5つの理由

 

僕のように結婚して子どもがいる人もいれば、大学生で夜の時間帯だけ仕事しに来る人もいます。さまざまな人がはたらいていて、おもしろいです。

 

【実話】コールセンターの実情を紹介 こんなことがありました

実際にあった実話をもとに、コールセンターの実情をおしえます。

 

コールセンターで、実際にあった話4選

  1. 1時間以上電話がかかってこないコールセンター
  2. 隣の人と世間話をしていても良い、ゆるすぎるコールセンター
  3. パソコンで好きなサイトを見ていても怒られないコールセンター
  4. 契約者の人に電話をかけて、同じことを案内するだけのコールセンター

 

1時間以上電話がかかってこないコールセンター

僕が、インターネットのサービス内容についてのお問い合わせ窓口で働いていたときの話です。

 

当初、そのサービスのコース変更はすべて、ネット上から受付してもらうのが普通でした。でも、途中から、電話でもそれが受け付けられるように変わりました。

 

そして、そのコース変更を受け付ける窓口がつくられた最初のうちは、まだお客様がその窓口があることを知らないので、ほとんど電話がかかってきませんでした。

 

僕は、その窓口が最初にできたばかりのときに、そこに配属されたのですが、1時間や2時間電話がかかって来ず、ぼーっと待っていることがしょっちゅうありました。

 

そのときは、目をつむって、ほぼ寝ていました(笑)。

 

そんなわけで、めちゃくちゃラクでした。それで時給1200円だから、めちゃくちゃお得でした。

 

隣の人と世間話をしていても良い、ゆるすぎるコールセンター

とあるインターネットサービスの入会受付をする窓口での話です。ここは、10分~30分に一度ぐらいの頻度で電話がかかってくるゆるいコールセンターでした。

 

そこでは、隣の人や周りに座っている人と普通におしゃべりしていました。

 

僕は、あまり人と話したがらないタイプの人間なので、自分から話しかけることはあまりしませんが、あたりまえのように話しかけられる空気だったので、その輪にまじっておしゃべりしていました。

 

たまに電話がかかってきても入会受付をするだけなので、決まりきった質問をしてそれをパソコンの中に打ち込むだけで仕事は終わります。

 

電話がおわったら、また隣の人や周りの人たちと和気あいあいとたのしくおしゃべりをする・・・そんな職場でした。いま考えるとめちゃくちゃゆるい!

 

PCで好きなサイトを見ていても怒られないコールセンター

電話が鳴らずひまな時間、ただぼーっとするだけなのも、それはそれで苦痛だなって思う人もいるかもしれません。

 

でも、パソコンでインターネットを好きに見ていてもゆるされるコールセンターがありました。ふつうはそれはダメなところが多いのですが、そこでは上司もそれをふつうにやっていて、正確には「黙認」されていた状況でした。

 

youtubeなどの動画サイトはさすがに見る人はいませんでしたが、ヤフーニュースとか、誰かの個人ブログとか、グーグルで検索して出てくる普通のサイトを見てる人が、そこでは大勢いました。

 

だから、ひますることもなく、だらだらとネットを見て、電話が鳴ったら対応して、またゆったりネットを見たりして、というゆるいコールセンターでした。本当にラクでした。

 

契約者の人に電話をかけて同じことを案内するだけのコールセンター

インターネットのサービス内容の案内をするコールセンターで、送られた機器の返送がまだされていないから、ここへ送り返してねと伝えるだけの部署がありました。

 

そこに6ヶ月ほど、配属されたときの話です。ただ、リストにある電話番号に電話をかけて、機器の返送先の住所を伝えるのでメモしてくださいと案内して、終わり。ただそれだけの仕事でした。

 

そして、それを何件やらなければいけないなどのノルマはなく、1時間ぐらい5人ぐらいに案内すれば良いというゆるい空気でした。

 

実際は、1人あたり2分ぐらいで案内が終わるのですが、1時間で5人目安だったので、与えられた時間は1人あたり12分。つまり10分ぐらいの時間をもてあますため、めちゃくちゃだらだらと仕事してました。

 

仕事は楽しくなくて良い。ラクな仕事を見つけよう

【コールセンターはラク】仕事は楽しくなくて良い。ラクな仕事を見つけよう

今回はコールセンターの実情をお伝えしました。

 

リアルな、コールセンターの実情がおわかりいただけたと思います。

 

コールセンターの仕事はラク

僕は、いままでたくさんの職種の仕事を経験してきました。

 

だからこそ言えるのですが、コールセンターの仕事がいちばんラクなうえに、お金が稼げるので、コールセンターの仕事をオススメします。

 

仕事は楽しくないものと割りきろう

そもそも、仕事とは「みんながやりたくないことをやる対価として、お金をもらう」という仕組みが前提にあります。なので、本来苦しいものです。

 

だから、仕事は楽しくないものだと割り切って、「ラク」な仕事をやるのが良いと思います。

 

>>参考:仕事は楽しくないものと割り切るべき理由【ラクな仕事を見つけよう】

 

もし、いまの仕事がツラくてたまらないと思っている人がいたら、ラクに生きる方法として、コールセンターの仕事をひとつの選択肢として考えてくれたら良いと思います。

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