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「生きてるのが苦しい、死にたい」
こういった気持ちを抱えている人へ向けて、記事を書きました。
僕は現在40代。コールセンター歴20年以上。派遣社員で、コールセンターのオペレータとしてはたらいて、ゆるくラクにたのしい人生を送っています。

当記事では、僕の実体験をもとに、「生きてるのが苦しい、死にたい」というつらい気持ちで悩んでいる人へ、解決策をお伝えします。
「生きてるのが苦しい、死にたい」と思うときにやるべき7つのこと
「不幸になりたい」「不運になりたい」と思う人はいません。
なのに、「死にたい」と思う人は、けっこういます。
一見すると矛盾しています。でも、実はそこには人間の心の深いしくみが関わっているのだと思います。
なぜ「死にたい」と思うのか。その真の理由とは
多くの場合、「死にたい」という言葉は文字どおり「死」そのものを求めているのではありません。

- 今の苦しみから解放されたい
- 今の状況から逃げたい
- 本当は死にたくないけど、もし楽しく生きられるなら生きたい
つまり、「死にたい」と本気で思っているわけではなく、「死」という究極の逃げ道をほのめかすことによって心をラクにしようとしているのです。
できるなら「生きたい」けど、「とても苦しい」という、心の叫びなのだと思います。
「死にたい」と思うときにするべき7つのこと
では、「生きるのがつらい」「死にたい」と感じるほどつらいとき、どうしたらいいのでしょうか。有効な方法は以下の7つです。
- 苦しいことをやめる・距離を置く
- 楽しいことを見つける
- 気分転換をする
- 考え方をゆるめる
- 誰かに話す
- 体を整える
- 小さな達成感をつむ
1.苦しいことをやめる・距離を置く
「生きるのがつらい」、「死にたい」と思うほど心が追いつめられているなら、「いま、苦しいと思っていること」から離れるのがもっとも効果的です。
つらい状況でも「頑張らなければいけない」、「がまんしなければいけない」と考える人が多いと思います。
でも、心や体を壊してしまっては元も子もありません。逃げることも、ときには大事です。
仕事がつらいときは「辞める/環境を変える」
以下のような状況なら、仕事を辞めることを検討すべきです。
- 長時間労働や人間関係のストレスで限界を感じている
- 会社に行くだけで吐き気や頭痛などの身体的不調が出る
- 休んでも回復せず、常に疲れている
あなたが「弱い」、「能力が低い」ことが原因ではなく、「環境が合っていない」ことが原因です。自分を責めないでください。

>>参考:職場が合わないと直感的に感じたら、すぐやめるのが良いと思う理由
人間関係がつらいときは「距離を置く/離れる」
以下のような状況なら、その人とは距離を置くべきです。
- 無理に笑顔で合わせる
- 相手の機嫌を常に気にする
- 否定や批判ばかりされて疲れる
「嫌われたくない」、「迷惑をかけたくない」などと、相手のことを考えすぎないでください。もっと、自分中心で考えましょう。
連絡しない、会う頻度を下げる、など関わりを減らしましょう。それだけで心は軽くなるはず。
>>参考:職場が合わない人ばかりでつまらない!孤独を感じる場合の対処法
2.楽しいことを見つける
「生きるのがつらい」、「死にたい」と思うとき、頭の中は苦しいことや嫌なことでいっぱいになっていると思います。
そんなとき大切なのは、小さくてもいいから「楽しいこと」を生活に取り入れることです。
音楽を聴いたり、読書をしたり、漫画を読んだり、ゲームをしたり、何か楽しいことに集中すれば、「つらさ」や「悩み」を一時的に忘れることができます。

3.気分転換をする
- 日常から少し離れてみる
- 気軽な買い物に出かける
- ちょっと遠出して旅行をする
- 近くの公園やカフェでのんびり過ごす
気分転換は大事です。普段いる場所から離れるだけでも、気分が入れ替わります。

4.考え方をゆるめる
完璧でいなければいけない。みんなに好かれなければいけない、努力していない自分はダメだ。といった、「~すべき」という思考が強いと、疲れます。
そこで大事なのが、考え方をゆるめてみることです。
完璧じゃなくていい
完璧を求める人ほど、小さなミスが許せなくなり、自分を責めてしまいがち。でも現実には、完璧な人は存在しません。
60%ぐらいできたら十分、「まあいいか」と受け流す、他人と比べない・・・こんなふうにハードルを下げることをオススメします。
「厳しくしなければ成長できない」と思いがちですが、心が折れてしまったら成長どころではありません。
5.誰かに話す
多くの不安や悩みを抱えているとき、頭の中でぐるぐると繰り返し考え続けてしまいますよね。
そんなときに有効なのが、誰かに気持ちを話すことです。
悩みを口にすることはストレス低減に効果があり、占いやカウンセリングを受けることはもちろん、友人や家族に相談することで考えがまとまったり、精神的に安定していきます。
言葉にすることで気持ちが整理される
頭の中だけで抱えている悩みは、どんどん膨らんでいきます。でも、誰かに話すことで、頭でぐるぐる回っていた考えが、整理されて、気持ちがラクになります。
相手は、信頼できる友人、家族、同じ悩みを抱えた仲間、カウンセラー、最近だとChatGPTなどのAIでも良いです。

6.体を整える
心のケアに意識が向きがちですが、体の調子を整えることも大事です。
日頃から十分な睡眠や規則正しい食事などを取っている人は、ストレスに対する耐性が高いということがわかっています。つまり、体の健康につながる生活習慣は、心の健康にもつながるのです。
心と体はつながっています。体を整えるだけで気持ちが前向きになることもあるのです。
- 夜更かしせず、できるだけ同じ時間に寝る・起きる
- バランスの取れた食事を意識する
- 軽いストレッチや散歩など、運動を取り入れる

7.小さな達成感をつむ
大きな成功や特別な成果を求めないで、ほんの小さな達成感をつみ重ねることが大事です。
たとえば、部屋のゴミをひとつ捨てる、洗濯物をたたむ、食器を片付ける・・・そういった小さなことを「成果」として考えます。

大きな夢を持つ人でも、具体的な小さな行動がなければ実現できません。例えば、作家志望の人が毎日数百字の文章を書き続けることで、最終的に長編作品を完成させることができます。
小さな行動をつみ重ねて達成感を得るほど、つらい気持ちが消えていき、たのしくなっていくはずです。
本当は「生きたい」と思っている
「死にたい」と口にする人は、本音では「生きたい」と思っているはずです。
「死にたい」と思うぐらい苦しいときには、逃げるのも大事です。死ぬより全然マシなんで。
「逃げる」は「負け」ではない
「逃げたら負け」、「やめるのは甘え」と言う人もいるかもしれませんが、それは状況によっては、間違っていると僕は思います。
むしろ、「壊れる前に逃げる」ことは、自分を守るための重要な選択肢のひとつです。
人生は一度きり。心をすり減らしながら耐えるよりも、「合わないものは合わない」と割り切り、距離を置くほうが、長い目で見ればよほど健全です。
「死にたい」と口にしていても、心の奥に「本当は生きたい」という気持ちがあるはずです。
